遺書と恋文

頭痛腹痛毘沙門天

断食1週間めの経過報告

食べるのが好きだ。

気になることがあり「断食チャレンジ」なんて頭の悪いことをしている。今日から9日め。血糖値のことを考えてオレンジジュースは飲んでいるので、完全にカロリーを削っているというわけじゃない。本当は水でやるのが正しいだろうけど。

ダイエットが目的でしているのではない。それだと数字が減るだけで外見には現れず、むしろ筋肉が落ちてだらしなく余計に太りやすい体をみずからつくっているわけだし…

なぜ断食チャレンジをしているかというと、ヒトは(僕の運動量で)何日間食事を摂らずにいられるのか気になったからだ。セルフ人体実験というわけ。空腹…というより食欲が先に出るのか、それとも体に不調が出るのが先か。聞いた話だと運動をしない人なら2週間はもつらしい。まゆつば物の話だが。

空腹感はある。おそらく。でも食べようという気にはならない。「食欲とはお腹が空いていることではなくて何を食べたいか考えられること」と周囲によく言っているが、まさにそれだ。お腹がググ、と鳴るけれど、かと言って何か食べようもしくは食べたいという気にはならない。そこでようやく今までの食事は惰性ということに気付けた。

風邪をひいたとか体の不調は特にない。今まで通りだ。

いや、そうでもないか。

ここ2-3日の話だ。薬もお酒もなく、シラフでLINEの文章がおかしくなったり、バイト先でのミスが多くなったりしている。コンビニ店員として早朝シフトのバイトをしているのだけれど

「収納代行3枚あります。このお弁当温めてください。あとタバコの〇〇番と△△番とチキン2つ、アメリカンドッグ1つ、コーヒーのSください。こっちは別料金で荷物の郵送したいんですけど」

というのは一般的なコンビニじゃ当たり前のことで、一度にいろんな情報があっても頭のなかで何かをしつつ次は何をするかを考えながら動かなければいけない。「手早く丁寧に」がコンビニだ。

なのにそれができなくなって、どの電子マネーの種類か分からないから支払い方法でもたつく。お金はいただいているのに商品をお渡ししていない。たばこの番号を言われても背後の棚へ取りに行くとき既に忘れている。

「はあ〜?」というミスばかりだ。

その最たるものとして、小銭が数えられないというのはさすがにまずいと思った。(新式の自動でお金を勘定してくれるレジと違うので)トレーに置かれた小銭が何枚か、100円が2枚、10円が4枚、そう数える。それがもうできなくなっていた。どうしようもなくなったけれど運良くワンオペではなかったのでもう一人のバイトに代わってもらい、その場は何とか凌いだ。

これらは体の不調なのだろうか?

もしそうだとしたら完全に体にガタが来ている。僕が思っていたものと違う形だ。たとえばバイトできないほど動けなくなっただとか、いつかの瀉血のようなリスカで貧血を放置し、めまいや頭痛、体に力が入らない、などそういったものを想像していたのだけれど…

まあ今日明日は休みだし、そういうものなんだろうんだな〜くらいに留めておこう。業務に支障が出て店側に迷惑をかけるようになるのであれば即やめる。

次の区切りは10日間めだ。というわけで今日明日あさって、体重の推移や認知の変化も含めて様子見だ。