遺書と恋文

頭痛腹痛毘沙門天

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コンビニに生まれかわってしまっても

西村曜氏の歌集「コンビニに生まれかわってしまっても」より。まず氏のプロフィールを読んで驚いた。1990年生まれという若さでこれらの作品群が詠めるのかと。いや、だからこそ瑞々しく生命力のある歌がつくれるのかもしれない。 向き合わねばならぬ痛みと知…

「短歌に興味がある。自分も詠んでみたい」 この数週間のあいだの話だ。偶然、一気に3人のフォロワーから相談された。 その相談を受け、とてもうれしかった。もっといろんな人に現代短歌の魅力を知ってほしいと常々思っていたので、布教のチャンスだと思った…

声、あるいは音のような

「フラッシュバックに苛まれながら母の自殺について詠みました」 歌集、「声、あるいは音のような」の鑑賞文をブログに載せたことをきっかけに、歌集の作者である歌人・岸原さや氏とTwitter上で個人的にやりとりをするようになった。そしてそのやりとりのな…